クリニックを受診しなくても、おうちで健康状態を調べる検査をすることができます。
病院での検査や健診が思うように受けられない今、ご自身の健康状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
1)ストレスホルモン・コルチゾール日内変動検査 (唾液)
ストレスがかかると、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが分泌され、長期化すると副腎疲労の状態になってしまいます。腸内環境が悪化し、睡眠のバランスが崩れ、朝なかなか起きられない、集中力が続かないなどの様々な症状を来たし、免疫やホルモンバランスが崩れて病気になりやすくなります。
DHEAは女性/男性ホルモンのもとになるホルモンで、コルチゾールとのバランスが大切とされています。
SIgAは粘膜防御に関係していますが、ストレスが高まると低下して感染のリスクが上がります。
コルチゾールは日内変動が見られ、一日4回唾液を採取することによって評価します。この検査では同時に、正しい変動を乱す5つの要因について一度に調べることが出来ます。
- TAP:コルチゾール日内変動
- DHEA:DHEA及びDEAS
- ISN:インスリン(絶食時・非絶食時)
- P17‐OH:17‐ヒドロキシプロゲステロン
- FI-4:グルテン(グリアジン)抗体、SIgA
- MB2-S:総唾液SIgA
2) ビタミンD (Total, 25-Hydroxy D2 and D3) (血液検査)
ビタミンDは免疫の活性化や骨の維持に重要です。
ビタミンDは通常は太陽光を浴びることにより、十分な量を体内で産生出来るとされていますが、一日中家の中にいたり、日照時間の短い冬の間に十分に太陽を浴びることが出来なかったり、夏でも過度に日焼け対策をしたり紫外線を避けて屋内で生活する場合には不足しがちです。
ビタミンDのうち、ビタミンD2はキノコ類などの植物に含まれ、ビタミンB3は卵黄を含む動物性のたんぱく質に含まれます。
2)女性/男性ホルモン (唾液検査)(尿検査)
更年期が近づくと、ホルモンバランスの乱れから様々な症状が現れます。特に40代後半から50代にかけて、劇的に女性ホルモンが低下します。
ご自宅で朝一番の尿を検査することで、エストロゲン・プロゲステロン・DHEAの値やコルチゾールなどのステロイドホルモン全体を調べることができます。唾液中のホルモン値は、生物学的に活性のある濃度が反映されます。尿検査ではエストロゲンの代謝産物も同時に計測されますので、肝臓の解毒機能も同時に診ることができます。
3) 遅発性食物アレルギー検査 (血液検査) 日本向け食品 216品目
食物アレルギーには2種類あり、即時型と遅発型に大きく分かれます。即時型は食べてすぐに強い反応が起こるIgE抗体が関与するアレルギーで、遅発型は食べてから12~78時間後に起こる反応でIgG抗体が関与しています。
4) 消化管総合検査 CDSA (便検査)
腸内細菌叢を詳しく調べ、悪玉菌には薬剤や天然成分との感受性検査をして治療法まで提示します。
5) 有害重金属・必須ミメラル尿検査 (キレート剤負荷尿検査)
環境汚染や添加物などの摂取により、日々私たちの身体の中に有害な微量の重金属が蓄積していきます。水銀や鉛、カドミウム、アルミニウムなどの重金属はサビ・酸化ストレスの原因となり、代謝を妨げて細胞のエネルギー産生を阻害します。また認知症や慢性疾患の原因になるとも言われており、定期的にデトックスすることが健康を維持する上で大切です。
ご自宅で、夜寝る前にキレート剤を飲み、朝一番の採尿を行って検体をアメリカに発送します。
結果サンプル: