冬の風邪対策:ビタミンDとプロバイオティック
今年の冬は穏やかな気温が続いていますが、12月に入って急に寒くなってきました。みなさま体調はいかがですか?
風邪が流行るこの時期、インフルエンザのワクチンを打たれる方が多いと思います。でも実は、ワクチンよりも予防効果があるサプリメントがあることをご存知ですか?
栄養学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』に2010年に掲載された日本の研究では、354人の子どもを対象に十分に制御された二重盲検ランダム化比較試験を行い、ビタミンDは一般的な抗ウイルス薬よりも風邪とインフルエンザの予防効果が高かったと結論づけています。
一般的な予防接種を受けた子どもはリスクが10%低下したのに対し、1日あたり1200IUのビタミンDを摂取して感染にさらされた子どもは、風邪とインフルエンザの罹患率が50%以上低下した。つまり、全体としてみれば、ビタミンDを摂取した子どもは対照群に比べて、最も一般的な型のインフルエンザの罹患率が40%以上も低下したという結果になっています。その他にもビタミンDの効果を示す論文がいくつも存在します。
ハーバードメディカルスクールの教授サンジブ・チョプラ 先生/デビッド・フィッシャー先生著の書籍『ハーバード医学教授が教える健康の正解』にもビタミンDについて書かれていて、毎日4000IUは摂取されているとか。ちなみに私は毎日5000IUのビタミンD3のサプリメントを飲んでいます!
ビタミンDは免疫力を上げる他に、骨/筋肉を保つ作用や認知機能を維持する効果など様々な作用があることが分かっています。
ビタミンDは「太陽のビタミン」と呼ばれ、日光を浴びて皮膚で生成された後、肝臓・腎臓で活性化されます。一日2時間程度は日光に触れる(間接光でもOK)のが理想的ですが、屋内で過ごす方はなかなかビタミンDを十分に生成するのは難しいです。年齢とともに生成能力も低下します。夏に日焼け止めなど日よけ対策をバッチリすると、この時期ビタミンDの値も低下していますので、風邪に罹りやすい状態といえます。
腸内環境も免疫力を高めるために重要で、Probiotic(善玉の腸内細菌群を含むサプリメント)の摂取を併用するとさらにいいです。
風邪やインフルエンザなどの予防に、ビタミンDとProbioticのサプリメントを摂取して、冬を元気に過ごしましょう!
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